2017年03月06日 21:34
奏次 優勝!(レスリング小浜大会)
3月5日(日)に若狭高校において、今年度最後の大会となる小浜大会が行われました。おおいクラブからは14名の選手が参加し、奏次が優勝し、勇真、純也、颯士の3名が2位に入賞しました。今回の奏次は、試合前から「金メダルをもらう!」と宣言していました。練習時の集中力も向上していました。
6年生の颯士と昌弘が一区切りとなりました。2人は5年時よりチームを引っ張ってきました。まじめに一生懸命取り組む2人の姿勢がクラブ全体の練習に対する姿勢も上げてきました。よく頑張りました。
【メンタル】
レスリングはメンタルの強さが重要です。強気で攻める、不利になってもあきあめない。身体の動きをコントロールしているのはメンタルです。今回の試合で印象に残っている試合の一つが、純也の初戦です。最初にタックルに入られましたが、何とか無失点で抑えました。次の展開でも先手を取られ相手のタックルを受けました。連続で守るとなるとだんだん余裕がなくなるのがこれまででした。3回目の攻撃を受けた時に、純也の表情が笑顔になりました。「この相手の攻撃は防げる」と自信を持った瞬間でした。この後から動きがさらによくなり、0対0で1ラウンドを終えました。2ラウンド目に入ると攻めても点数が入らないため相手の方が余裕がなくなり、純也が渾身のタックルに入り1対0で勝利を収めました。もっと攻撃することが必要でもありますが、最初から最後まで防御において妥協せずに4分間取り組んだ結果が1対0につながりました。
練習において、防御力の向上に取り組んでいたことが成果の一つにつながっています。まだまだ取り組みたい事がありますが、一歩一歩前進していきます。別れの時期でもありますが、新しい出会いの時期でもあります。おおいクラブにおいても仲間が増えました。さらに良いチームとして心身共に向上できるようみんなで取り組んでいきます。